妙にリアル「中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ」
昨日は息子の中学入学式でした。学校に向かう路線で、文化祭や学校説明会、入試、合格発表と何度か乗ったこの電車に、入学式のために乗っていると思ったら、うるっときました。
さて、レビュープラスさんよりお送りいただき「中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ」を読みました。
日経BPムック 日経DUALの本とあります。
内容は、以下からなります。
・4家庭の中学受験に取り組む様子を描いたマンガ
・コラム
・「中学受験ウソ・ホント」という解説記事
・付録の「公立中高一貫校を大解剖!」
マンガが妙にリアルで、中学受験あるあるネタの宝庫でした。
うちを見たのか!と思うくらい。
胸を締め付けられ込み上げてくるシーンが何度もありました。
しっかり取材をしたのだろうなと感じさせられました。
3年から物語が始まるのだけれど、受験期には背も伸び顔つきも変わったような感じもあり、リアルさに恐れ入りました。
中学受験に関する本は本当にたくさん読みましたが、この本がすごいのは綺麗事で終えていないこと。
合格体験記とか中学受験本は「どう、すごいでしょ」という感じのものも多々あります。読んで「はぁぁ、うちはダメだわ。。。」とへこんだり。
ですが、この本は、どの家庭もみんな頑張っている、ダメなのはうちだけじゃないというのが感じられるのが有難い。
家庭それぞれのドラマがあります。
うまくいかないケースもあります。
倍率があり全員が入れるわけではない。それが現実。
現実をちゃんと書いている貴重な本だと思います。
これから中学受験、または、今真っ只中な方には大いに参考になると思います。
コラムや解説記事も知りたい内容を的を射て読みごたえがあり、もっと早く出してほしかった。まだ娘の受験もあるのでじっくり再読します。
娘にも現実を知るために読んでもらおうと思いますが、受け止められるかな、、とちょっと心配。