「下剋上受験」読みました。
Amazonに頼んでいた「下剋上受験」が届きました。届くまでに少し時間がかかりました。品切れだったようです。
351ページもあり、厚い本でしたが、一気に読んでしまいました。
中卒の父が、受験塾に頼らず、娘さんと一緒に勉強をしながら、桜蔭を目指すという本です。
娘さんは桜蔭に入学したのかと思っていたら、そうではないそうです。有名私立中学だそう。偏差値70くらいの。
塾なしで偏差値41から70到達とのこと、すごいですね。
中学受験は親が9割なんだろうなぁと思うものの、下剋上受験のお父さん程、中学受験に関わることができるでしょうか?
「中学受験BIBLE」を読んだ時も、お父さんが強く受験に関わっていて、このくらいやらないとダメなんだろうなあと思ったものです。中学受験BIBLEのお父さんは、ご自身が弁護士で、勉強法の本も書いていたり賢そうなのですが、下剋上受験お父さんは「中卒」というのが見どころです。
娘さんと一緒に問題を解く。そのための予習をするって、いつ寝るの?と思ってしまいます。仕事大丈夫なんだろうか?
「ペンだこ」ができたというので、本当に一緒に勉強されていたのでしょう、、リアルです。
参考になったのは、照準を受験日の2月1日に合わせるのではなく、その前の学校別サピックスオープン模試に合わせるということ。(1回目9月、2回目11月)
「2回目の11月までが与えられた期間だった」とある。肝に銘じたい。
コピー機をリースするとか(月24,000円)驚きました。私も、息子が中学受験することになって、プリンターをコピー機能があるものに買い替えましたが、業務用の速さには負けます。。でも、リースするとか思いつかなかった。
テレビも見ず、人付き合いも断り、中学受験にかける姿。中学受験に向かう親の心構えを教えてもらったような気がします。
私は中卒ではないものの、けして賢くないので、妙に同感してしまう部分多数でした。
中学受験をする親は、一読の価値ありと思います。